年金-養育期間の従前標準報酬月額のみなし措置について

年金

養育期間の従前標準報酬月額のみなし措置の手続きを行い、無事に受理され厚生年金保険養育期間標準報酬月額特例申出受理通知書(長い!)が届いたので( ..)φメモメモしておきます。

養育期間の従前標準報酬月額のみなし措置とは?

子供が生まれて時短勤務等になり出産前よりも標準報酬月額が減ってしまった場合に、子どもが3歳までの間出産前の標準報酬月額だったとみなして年金額を計算してくれる、というものです。標準報酬月額が減らない場合は申請不要です!

ちなみに標準報酬月額については日本年金機構から引用させていただきます。

会社に勤める人が会社から支給される基本給のほか、役付手当、通勤手当、残業手当などの各種手当を加えた1ケ月の総支給額(臨時に支払われるものや3カ月を超える期間ごとに受ける賞与等を除いたもの)を「報酬月額」といいます。

報酬月額を保険料額表の1等級(8万8千円)から32等級(65万円)までの32等級に分け、その等級に該当する金額のことを「標準報酬月額」といいます。

日本年金機構より

具体例

さて、例えば出産後に時短勤務として復職し標準報酬月額が変化した場合…

  • 出産前の標準報酬月額=30万円(年金計算対象=30万円)
  • 復職後の標準報酬月額=20万円(年金計算対象=20万円

上記のように標準報酬月額が変化した場合、将来もらえる年金額は出産を機に減ってしまいます。※出産しなかった場合に給与が変化しない前提

しかし、養育期間の従前標準報酬月額のみなし措置を受けた場合は…

  • 出産前の標準報酬月額=30万円(年金計算対象=30万円)
  • 復職後の標準報酬月額=20万円(年金計算対象=30万円

上記のように標準報酬月額が変化した場合でも、将来もらえる年金額は出産の影響を受けません

え?これ超よくないですか?

例では時短勤務になった場合を見てみましたが、それ以外でも適用されることがあります。

残業や休日出勤を繰り返していて残業代をたくさんもらっていた人が、子供が生まれたのを機に毎日定時で帰り残業代がなくなった場合…これも申請すれば養育期間の従前標準報酬月額のみなし措置を受けることができます!基準となる報酬月額に残業代も含まれるからですね。もちろん母親でも父親でも関係なく申請できます。

復職してから日が経ってしまっていても「申出日の前月までの2年間についてみなし措置が認められる」ので諦めずに申請してみましょう!

在宅勤務になった人は特に申請するのがおススメ!

コロナ禍で在宅勤務になった人もいると思います。そういった人は特に申請するべきだと思います。なぜなら標準報酬月額には通勤手当も含まれるからです。私は出産前は毎日電車通勤でした。毎月の定期代は約15,000円。復職してから数か月で在宅勤務になったので、それだけで標準報酬月額がマイナス15,000円になっています。コロナ禍で辛い思いもたくさんしていると思います。せめて利用できる部分は利用してやりましょう!

実際に手続きしてみて

実際に手続きしてみた感想も書いておきます。と言っても難しいことはなくとても簡単だったのであまり書くことない…(;・∀・)

制度を知る

私は出産後1年育休を取り、その後時短勤務で復職しました。それから約1年経ち息子君が2歳を過ぎた頃、Twitterで養育期間の従前標準報酬月額のみなし措置についてのツイートを見かけました。Twitter素晴らしい…せっかくいい制度があっても知らなければ意味ありませんからね。

年金機構のHPを確認し、これは申請しよう!と思い会社の総務に確認してみました。※弊社は中小企業で育休産休を取ったのも私が一人目?でした(;・∀・)

すると、総務の方も知らなかったようで調べてくれて「申請するなら手続しますけど、どうします?」という感じだったので「申請します!」と返事をしてすぐ準備に取り掛かりました!

企業によると思いますが、こういった申請は何でも会社から教えてくれると思わずに自分から情報収集をして自分から行動することが大切です!

必要書類を揃える

  1. 厚生年金保険養育期間標準報酬月額特例申出書・終了届
  2. 戸籍謄(抄)本または戸籍記載事項証明書
  3. 住民票(コピー不可・個人番号の記載がないもの)

この3つを揃えるだけです!1については日本年金機構のHPからダウンロードできるので印刷して記入しました。2と3については市役所へ行って発行してもらいました。うーん、簡単。

書類を会社に提出して、申請してもらって完了!

必要書類を揃えて自分の会社に「あとはお願いします!」したら、会社がその後の処理をやってくれるので、もうすることはありません。と言っても、会社側も申出書に会社の印を押して年金事務所へ郵送しただけみたいですけど^^

会社に書類を送って申請してもらったのが5月末、厚生年金保険養育期間標準報酬月額特例申出受理通知書が送られてきたのが6月下旬。通知書に確認印が押されていましたがその日付は6月10日でした。

申請してから約一か月程で受理通知書が送られてくる、という感じでした。簡単ですよ!

受理通知書の写真を載せようと思いましたがモザイクだらけになってしまうので止めておきます(;・∀・)

おわりに

実際どれくらい年金額に影響が出るのかは計算していないのですが、戸籍謄本と住民票の発行手数料750円以上の価値はある!!と、信じていますw

子供を産み育てることで将来不利益を被らないように国が考えてくれているこの制度、「対象かも?」と思うようであれば確認して申請してみてはいかがでしょうか?ぜひ、行動してみましょう!

偉そうにあれこれ書きましたが、素人が調べて分かる範囲で書いたものなので日本年金機構のHPを確認してみてくださいね!

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